3代目の雑記帳

顧客ニーズとの戦い

先週の金曜日は土佐新酒の会に行ってきました。

今年で5回目です。

今年は体調不良といいますか、禁酒で弱っているといいますか、お酒にすっかり弱くなって少量でギブアップ。あとは仕込み水とグァバ茶でコントロールしつつ。

今年の感想ですが昨年のようにズバ抜けたお酒には出会えなかったです。
が、このズバ抜けたという評価がくせものです。

毎年、毎年、おいしい酒を飲んでくると当然、期待度も高まります。ですが、味覚に対しての要求に無限に応じることは不可能だと思います。どこかで期待が実力に追いつき、追い越しそこで不満となる。「不味くなった」とか「力を抜いたな」とか言われる。
その分岐点に高知県の酒造業界は今年達したのではないかと思うのです。

それはここ数年の努力の賜物だともいえます。日本酒ファンをいい意味で裏切り続けた結果、期待が高まったともいえますし。

この辺は人の五感に対応する商材の宿命なのでしょう。100%の力では評価されない。常に120%の旨さが要求される。でも、それはありえない。天候や材料の良し悪しで悪い年もある。そのぶれがまた酒の良さだったりもするわけである、工業製品を望んでいるわけでないので、がっかりさせられつつも次に期待したるするのです。

正直なところ私的には今年はがっかりの年です。ただしその中にもキラリと光るお酒もあるわけで、適度なぶれやゆらぎを楽しみたいと思います。

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