3代目の雑記帳

祖母の温かさ

まず、始めに祖母の通夜、葬儀に参列いただき、また、御花をお送りいただきました取引先等関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。

私はおばあちゃん子だったものでかなりのショックを受けました。

今回ばかりは泣きました。亡くなった知らせを受けた時は淡々としていましたが、トイレで一人になると涙が溢れてきました。子供達に聞こえない声で泣きました。

葬儀を終え火葬も済み、おばあちゃんは小さな箱に収まってしまいました。
精進落としは市内のホテルで。
親戚が集まるのもこんな事がないとありません。これもおばあちゃんのお陰かな?

精進落としも終わり帰宅する時、初めておばあちゃんの入った箱を持ちました。
揺れるタクシーの中で落としてはいけないとしっかり抱きかかえました。

するとどうでしょう。温かいのです。ほんわか温かいのです。
伯父に言わせればそれは余熱だよということでしたが、そんな感じでもない。

なんだろう、この温かさの波長は。覚えのある温かさ。

そうだ、これは小さい頃、おばあちゃんにおんぶしてもらったときの背中、そして、おばあちゃんの家の居間で過ごしていた時の安らぎというか、安堵感といいますか、おばあちゃんの温かさや。

実際に温かいということはないんだろうな。科学的に言えばおそらく、この状況で脳が過去の記憶の中から「おばあちゃんの温かさ」を再現しているのだろうな。でも、温かい。おばあちゃんは私の腕の中にあるのを実感する。

車中で箱をぎゅっと抱きしめうずくまる私を息子は不思議そうに眺めていました。
「おばあちゃん、骨になったが?」
「そうよ、骨になったがよ。でも、温ったかいで」
「ふーん」

寂しいけど悲しくはなくなった。

ありがとう、おばあちゃん

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