平成23年7月1日をもちまして、私ヘイワ原紙の三代目は代表取締役に就任いたしました。まだまだ若輩者でございますゆえ、行き届かぬことも多々あろうかと思いますが、今まで以上のご指導、ご鞭撻賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
これに伴い社長は取締役会長となりましたが、新社長が頼りない(自分で言ってどうする!)のでしばらくは今まで通りで業務を行います。
しばらくは「社長見習い」です。3年後を目途に(「目途」って言葉は無責任ですけど)修業をしていきたいと思います。
まあ、周囲に聞きますと「社長と呼ばれることに慣れるのに3年はかかるで」ということなので、まあ、あせらず、ゆっくりと進んでいきたいと思います。
さて、新社長としての経営に対する基本理念を掲げておきます(おっ!真面目だ)
前々からこのブログに書いてきましたように、日本の製造業は受難の時代を迎えています。我ながら製造業の3代目を継ぐなどよほどの物好きのやることだと思います。
「製造」の主体はほぼ中国やアジア諸国に移った、もしくは移ると思います。
そのような環境下において生き残る術はただ一つ。
中国やアジアの人々や企業が目も向けない、やりたがらない、避けるようなことをすることです。
それは具体的に言うと「面倒で、難しくて、利益が少ない」仕事です。
イメージとしては栽培が難しく実りの少ない果樹をたくさん植えることで収穫量を増やす。
もしくはキリンをイメージしてください。ほかの草食動物が簡単に食べられない高くて棘のあるアカシアの葉を食べるようなものです。そのために首が長く、舌も器用になった。
「面倒で、難しく、利益が少ない」は弊社にとって禁句です。
それらの問題をクリアすべく、技術革新とネットワーク拡大を図る。それは我が社の生きる道。
ちょっとやっかいな仕事こそが弊社の活路。それを否定することは会社の存在を否定することであり、自分を否定することになります。
面倒で厄介な仕事が大好きな企業にしていきたいというビジョンを持って経営に取り組んでいきたいと思います。
と同時にこのブログは社長になるまで自らに鞭打つべく「志」をテーマとしてきました。しかし、社長になっちゃったからブログの役割、意味を変えたいと思います。
早い話、元に戻す!
なんでもありの雑記帳に戻します。やっぱりブログはコミュニケーションツールだから、コメントしづらい内容はダメです。炎上してこそのブログ!(いやいや、それは違うと思うが・・・)
ルールとしては「志」を引き継ぎますが、バカ話も書ける、そんなブログに戻します。