昨夜は高知中小企業家同友会の特別例会で法政大学大学院の坂本先生と同研究員で社会保険労務士をされている小林氏のお話でした。
小林氏のお話については私の理想とする障害者雇用についての内容でしたので、自己認識の再確認ができたということで割愛させていただくとして、衝撃は坂本先生のお話。
右肩上がりの時代にあってはただの理想論としてしか見られなかったかもしれないが、この右肩下がりの時代にあってはその理想は社員からも会社からも望まれるべき理想になりえたのでしょう。もし、この考え方、発想は広がれば、まさにこの世はユートピアになる。
まあ、社会全体のユートピアが難しいとしても小さな集団であれば社長の考え方一つで実現可能なことではあります。
なにより社員とその家族の幸福を願い実践する会社
ただ、そこには社長の責任だけが求められるのではないことも事実。
リストラはもってのほかと坂本先生はおっしゃってたがそれは同意します。しかし、社員の幸せを守るための解雇はあり得ると私は考えます。
その辺は坂本先生とは考えが異なるかもしれません。先生であれば「話し合って話し合って理解せよ」とおっしゃるでしょうが、話し合っても変えようがない個人の特性というものがあります。
社員の幸福ということがらについて社員は受け身の立場ではなくお互いに責任ある言動、行動が求められると思います。結果的に他の社員の幸せを阻害する行動、言動。不必要に社内を混乱させ、マイナスイメージを拡散させる行為が運命共同体である会社の存続に影響を与えると判断すれば他の14人とその家族の幸せを守るために経営者は決断しなければならないでしょうし、それが経営者の役割であるとも考えます。
そうしないためにも重要なのは雇用の段階なのでしょう。
今年、新卒の求人をおこなっています。
新生ヘイワ原紙の出発点になると思います。
理想的な運命共同体を構築する。私の新たな理念、目標です。