3代目の雑記帳

障子の張り替え

先週は三連休すべて掃除で明け暮れました。

一日目はキッチン周辺部。換気扇は先月終わらせているので簡単なフィルター交換だけで終了。あとはキッチン全体の片づけと拭き掃除。

二日目は長男いっしょに一階の部屋すべての掃除。長男が手伝ってくれたおかげで思ったより早く掃除が終わりました。嫁に言いつけられた障子の張り替えをしようと家に在庫してある障子紙を見てみると微妙に少ない。
障子を全部外して、庭に並べホースで水をかけてしばらく放置したあとにきれいにはがして洗い乾燥しているあいだに会社へ紙を取りに行きます。

仕事柄、製紙会社から試作用や作業で発生した余りの紙が倉庫にはたくさんありますので障子紙は買ったことがありません。障子紙にするにはもったいない高級和紙を使うこともあります。

今回は障子紙にするには少し薄いレーヨン紙。染色用原紙の残りで使い道がない物です。1本200mはあるかな。おそらく私が死ぬまで使い切れないと思いますがその巻を持って帰る。

そして三日目、朝から障子張り。この冬一番の冷え込みのなか、黙々と作業を進める。張り終わった障子を乾燥させて余分な紙を切り取り終了。私の持ち場は終えました。

毎度思うのは障子の張り替えは面倒で難しい。毎日張り替えをすれば慣れてくるでしょうが年に一度だとなかなか上達ません。
構造的にも工夫の余地があるのではないかとおもったりするのですが、江戸時代から延々と続いてきた結果の最終形態が今の形であり、張り替え方法なのですから、そうは簡単にいかんのでしょうね。しかし実際問題、この手間の部分が敬遠されて障子の使用が少なくなっているのも事実。なんか、良い方法はないものかと真剣に考えてみました。

なぜ、障子を張り替えるのか?と言えば破れるからというのが最大の原因でしょう。特に小さな子供のいる家ではそれはそれは悲惨な状況になります。
自己修復型の障子紙とかできんだろうか?難しいかな?

子供より致命的なのは紫外線による劣化。全体的に破壊されます。天然系の繊維だと特に弱いようです。1年でボロボロになります。
これはUVカットすればいいのですが。

結局、寿命が延びたところで張り替えの間隔が長くなるだけで根本的な問題解決にはなってないですけど。

しかし、日本人というのはこういった面倒な行為も四季折々の風物誌とすることで一種儀礼的な側面も持たせつつ、「文化」として培ってきたと思います。

なにより障子の消費を妨げているのは「簡単、便利」という言葉の前に「日本的情緒、文化」を捨ててきた日本人にあるんじゃないかと思えてなりません。

年に一度、丸一日、障子の張り替えをすること程度で面倒がってる私の心がなによりダメなことなんでしょうね。

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