先月、環境保護団体グリーンピースから風船を購入したいとの連絡。
飛ばす場所は伊方町
となれば目的は自ずとわかろうというものです。
私も環境保護には感心が有る方でして大学時代など一般学生よりは色々見て学んだわけですが、もちろん原発問題も避けては通れないわけで一般の人よりは詳しいですし、結局「お金」の問題であるということも他の環境問題と同じで、その辺を突き詰めていくとうんざりしてきてあえて目を閉じ、耳を塞ぐような今日この頃でした。
そんな私ですから紙風船が出来た15年ほど前には同じ事を考えていました。放射能に見立てて風船を飛ばせば影響、反響はあるだろう。でも、紙風船に放射能の代わりをさせるのは切ないなあ・・・
しかし、今やそんな事は言ってられないわけで原発問題について考えるきっかけになればそれはそれで意味のあることだと思います。
と言うわけで下記URLでその詳細が報告されています。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/200/blog/39014/
この2個の風船はガスが抜けて飛ばなかった風船ではないかと思います。当日の天候や風向きから考えますと多くは太平洋上に出たのではないかと推測します。愛媛側に飛んだのは高度が稼げずに四国山地の北側に沿ったのではないかな?
まあ、なんにせよ、なんら阻む物のない空であれば風船も放射能も飛んで来るということです。
そのことをどう考えるかは各自それぞれの判断で。