3代目の雑記帳

付加価値=感動

先日、取引先より作業で使っているマーカーの成分を教えてほしいという連絡がありました。MSDSがほしいのだそうで。

そのマーカーというのがダイソーの商品。
弊社で使用している原材料はそのほとんどでMSDSを入手しています。その対応はまちまちでHPからダウンロードできる便利な物もあり、反対にメーカーであっても何カ月も待たされたりということもあります。

さて、そのダイソーのマーカーですが韓国製でどうやら製品は汎用品のようです。品名やメーカー名の記載がない。
こりゃいくらなんでもMSDSは無茶やなあというのが第一印象。
お客様には「ダイソーですけど・・・」と諦めてもらうことを期待して電話してみましたがどうしてもMSDSが必要とのこと。しかも、あと数時間の間で。

こうなりゃ形だけでもダイソーに問い合わせして「ありませんでした」と答えるしかないか。

そこで諦めモードでダイソー本社へ電話。すると商品担当の女性が対応してくれました。が、文房具は専門ではないので専門の者に代わるとのこと。
その文具専門の担当者(女性)に代わりますと「電話代がかかるのでこちらからかけなおします」とおっしゃる。うむ、気が利いてます。

かけなおしてきてくれた電話で趣旨を説明。品名はバーコードがわかれば簡単に検索できるそうですが、そうでない場合は外観から探してくれるようです。
そして、短時間で品名を特定。メーカーに問い合わせてみますのでしばらくお待ちくださいとのこと。

それから4時間。お客様からは矢の催促。
そこでダイソーに再度電話して現在の進捗状況を確認してみますと「いまからメーカーからのMSDSをFAXします」という回答。
「え?あったのMSDS?」と驚いているとFAXされてきた。

私の100円ショップにたいする認識は「安かろう悪かろう」である。そのような商品についてMSDSを即座に準備できるという体制は驚きとしか言いようがない。

いやいや、そもそも100円ショップとは「この品質で100円!」という感動を売っていると定義すべきビジネスモデルなのかもしれない。ただの安ものを売るだけではこんなに店舗数を増加させ、売上を伸ばすことはなかったのだろう。

その延長線上と考えれば安価な商品であっても迅速にMSDSが手配できたことはうなづける。

商品は100円でも感動という付加価値をプラスすることで100円以上の価値ある商品を販売しているのがダイソーなのでしょう。

勉強になりました。

カテゴリー: お仕事 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください