3本ローラー続編です。
三日目にして落車しました。
バランスを大きく崩して壁の無い方向に倒れ、瞬時にビンディングは外れたものの、床がフローリングなのでクリートが滑ってそのまま自転車ごと転倒。左足に青あざができてしまいました。
これでせっかく慣れてきていたのに恐怖心倍増。再び壁にもたれかかる走りしかできなくなってしまいました。
しかし、四日目に恐れ多いことを思いつく。
「お酒を飲んでローラーに乗るとどうなるんだろう?」
酔って無くてもバランスを保つのが難しいのに、落車は必至。
酔って氷の上を自転車で走るようなものです。
が、ちょうどその時、家にいたのは私一人。止める人はいない。
ほろ酔いで乗車!(チューハイ500ml1本)
ペダルを回し始めて現状を認識する。これは怖いぞ。ヤバいぞ。バカだ。大バカのすることだ。
だが、期待?とは裏腹にすんなり乗れてしまう。しかも、酔ってない時よりバランス感覚が良いというか、ゆとりのあるペダリング。
ポジションもちょこちょこ変えたりできる。なんか別人のような走りです。
今まではケイデンスが高くなるとバランス崩してたのにグングン回す。最高速度を更新。まだまだ余裕やん。
どうやらアルコールのお陰で緊張が取れ、余分な力を使わないので全体に柔軟性が生まれ、バランスが取りやすくなったようです。酔ってない時は「脱輪したら怖いから左右のブレを最小に」と意識しすぎて両腕がこわばっていたのに、酔ってると「ローラーの幅は40cmもあるんだから横幅一杯に使っちゃえ!」と気が大きくなり、それが余裕あるペダリングにつながったようです。
いかにそれまで緊張して固まっていたかということです。
おかげで、緊張のローラーが楽しいローラーに変わりました。
ただ、これも酔いの度合いという物があるでしょうし、幸い落車したり怪我しなかったのであって、危険な飲酒運転には変わりありませんので以後は慎むようにいたします。というか二度とやらない。どう考えても自殺行為。
ということで飲酒後のローラー台は禁止し、帰宅してローラーで汗かいての一杯というコースになりそうです。
楽しい趣味には、ほんの少しのアルコールは必要のようで御座いますな。事の前であろうと後であろうと途中であろうと・・・・・。いや、やっぱり我慢しなくてはね・・・・・・・私も。
ほんの少し?????